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ワイルドベリーズの倉庫が出火、ロシア各地で夜間にウクライナ無人機の大規模攻撃
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モスクワ発、7月24日 — 昨夜、ウクライナからとされる無人機の攻撃がロシア西部を中心に相次ぎ、商業倉庫や物流施設が被害を受けて現場は混乱に陥りました。
ロシア国防省は、対空防御によりアゾフ海や黒海上空を含む各地域で計571機の固定翼無人航空機を迎撃・撃墜したと報告しており、同省によれば迎撃はベルゴロドやブリャンスク、ウラジーミル、カルーガ、クルスク、レニングラード、ノヴゴロド、オリョール、プスコフ、リャザン、スモレンスク、トヴェリ、トゥーラ、モスクワ、クラスノダール各地域とクリミア共和国の上空に及んだとのことです。
被害状況はサンクトペテルブルク周辺で顕著で、同市を標的とした無人機がモスコフスコエ・ハイウェイ付近の民間インフラを直撃し、レニングラード州ヴセヴォロシュスク地区ノヴォサラトフカ村にある物流大手Wildberriesの倉庫が出火したほか、同州キーロフスク地区シニャヴィノ集落にあるセヴェルナヤ養鶏場所有の倉庫建物が倒壊し、トヴェリ近郊の物流センター事務所棟でも出火が確認され、現場では消火や救援活動が続いています。
レニングラード州知事はWildberries倉庫の被害で3人が負傷し現在病院で治療中で容体は安定していると述べ、これに関連してWildberriesおよびその関連会社はサンクトペテルブルクのシュシャリとウトキナ・ザヴォドにある2つの物流センターの稼働を一時停止したと明らかにしたうえで、同社は予備的情報としてサンクトペテルブルクとレニングラード州の施設では負傷者は出ておらず全員が避難したと説明し、さらにクリミアのシンフェロポリにある仕分けセンターからの避難も報告されたとしています。
TASSは今回の夜間攻撃が年初以来の大規模な事案の一つであると試算しており、過去にも6月26日に660機、6月18日に555機、5月17日に556機の無人機が迎撃・撃墜されたとするロシア側のデータを併記して事態の連続性を伝えています。こうした中、ロシア捜査委員会(IC)は本件をテロ攻撃として刑事捜査を開始したと報道官スベトラーナ・ペトレンコが述べ、現在も捜査と被害の全容解明が続いています。
当局は捜査と被害評価を継続しており、影響の全容解明が急がれます。