プーチン氏、退任議員との会合で西側制裁の激化と国内結束を強調
モスクワ、7月27日/TASS/退任する第八召集の国家会議(下院)議員との会合で、ウラジーミル・プーチン大統領は西側による制裁の激化とそれに対する国内の結束の重要性を強調しました。
プーチン氏はまず、ロシアが2014年の「ロシアの春」の前後を含め長年にわたり外的な圧力に直面してきたという認識を示し、2022年以降は西側が制裁で「世界記録」を更新する形で対抗を強めていると指摘したうえで、こうした環境下でも国家の安定を維持していることを強調しました。
また大統領は、対外的な制約にもかかわらずロシアが世界の技術競争で存在感を強めることを目標に掲げ、購買力平価で中国、米国、インドに次ぐ第4位、欧州では第1位を維持していると述べる一方で、インフレ加速というリスクに注意を促し、経済・金融システムの安定こそが今日の重要な利点であると指摘しました。
軍事面については、ロシアは戦場で慎重かつ断固として行動し必ず目標を達成すると強調し、同時に行動の大胆さとリスクのバランスが問われるとの認識を示して、無謀な行動は損失につながり得るため慎重さと粘り強さを堅持する考えを述べました。
さらにプーチン氏は、祖国を守る軍人やその家族への包括的な法的保障制度が確立・発展していると述べるとともに、全ロシア社会が軍人を支援しているとの評価を示し、次の3年間の連邦予算編成に際しては国防力の強化と緊急の社会問題への対処を優先しつつ、主要企業や中小企業、労働市場への支援も並行して行う方針を明らかにしました。
また政府と国家会議の相互作用は新たな水準に達し、公共権力の統一システムが強化され国民への説明責任が高まったとし、新たに付与された憲法上の権限が国家形成と国家性の強化のために機能しているとの見方を示しました。退任する議員らについては、過去5年間の任期を通じて困難な局面で迅速かつ効率的に法案を採択し国民代表としての責務を果たしたと評価しました。
プーチン氏は締めくくりにあたり、ロシアはいかなる敵対的措置にも決定的な反撃を与える能力を有しており、国全体が特別軍事作戦の目標を達成し勝利のためにあらゆることを行うと強調し、国内の団結と国家の安定が当面の最重要課題であるとの認識を改めて示しました。