イスラエル、多国籍治安部隊のガザ進入を容認
イスラエルはトランプ米大統領の停戦案に基づき提案された多国籍治安部隊のガザ進入を許可すると日曜に高官が明らかにしました。
高官によれば、ネタニヤフ首相の安全保障閣僚会議は日曜に当該部隊のガザ進入を可能にする法的枠組みを承認し、ネタニヤフ氏は月曜にワシントンへ出発して火曜にトランプ大統領と会談する見込みだと説明しました。
当該任務は「国際安定化部隊」と呼ばれ、ウガンダやモロッコなどの友好国から約200人がイスラエルの実効支配下にない地域へ配備される見通しであり、各部隊の入域には個別のイスラエル承認が必要だとされています。
配備の時期は不明のままで、ガザの大部分は2023年10月7日のハマス主導の攻撃を契機に始まった二年にわたる本格的な戦闘で依然として廃墟の状態が続き、約200万人の住民の多くは海岸沿いの細長い地域で仮設のテントや損壊した建物に頼る劣悪な生活を強いられています。
トランプ氏は10月の停戦合意後、人道支援の急増やパレスチナのテクノクラートによる民政運営、ハマスの武装解除、イスラエル軍の撤退を盛り込んだガザ平和案を提示しましたが、計画は停滞しており、国家的テクノクラート集団である「ガザ行政国家委員会」は依然としてガザ外にとどまっています。
同案に盛り込まれた平和評議会は、治安部隊を監督する総合的な国際機関として位置付けられ、評議会はガザ住民のための試験的な人道区の設置を計画するなど、停滞した計画を再始動させる手段を模索していると評議会の高官は述べました。
トランプ氏のガザ担当特使であるニコライ・ムラデノフ氏はイスラエルの決定を歓迎し、X上で「これはガザの安定化、非武装化の支援、@NCAGの下での効果的なパレスチナ暫定行政への移行を可能にする合意枠組みの重要な部分である」と述べました。
イスラエルが法的枠組みを承認したことで計画は一歩前進した形ですが、配備時期や具体的な監督体制の詳細は依然として不明であり、ネタニヤフ氏とトランプ氏の会談が今後の進展の焦点となる見通しです。