ホーム インド 米・イラン緊張緩和、インド株反発 Sensex・Nifty約1%高で5日続落止め

米・イラン緊張緩和、インド株反発 Sensex・Nifty約1%高で5日続落止め

米・イラン緊張緩和、インド株反発 Sensex・Nifty約1%高で5日続落止め

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

米・イランの緊張緩和を受け、インド株が急反発。Sensex・Niftyは約1%上昇で5日続落に終止符を打ち、ITや不動産を中心に幅広い買いが波及した。だが一部金融株の伸び悩みや地政学リスクの再燃懸念が残り、短期的な安心が続くのか不透明だ。この動きが意味するものとは。

米・イラン緊張緩和でインド株が反発、Sensex・Niftyは約1%高で5日続落に終止符

米国とイランの緊張緩和を受け、インドの株式市場は月曜に力強く反発して5日間続いた下落に終止符を打ち、世界的なリスク選好の回復を背景にSensexとNiftyがともに約1パーセント高で取引を終えました。

原油価格の下落が特に輸入依存度の高いインド経済には追い風となり、これを契機として幅広いセクターに買いが波及したことで、Niftyの各セクターは総じて上昇し、Nifty ITが最も顕著に上昇して2.34パーセント高、続いてNifty Realtyが2.28パーセント高となるなどテクノロジーや不動産関連を中心に強い買いが観測されました。

具体的には、Sensexは76,835.78ポイントで引けて前日比776.01ポイント、率にして1.02パーセントの上昇となり、一方のNiftyも23,995.95ポイントで取引を終え228.50ポイント、0.96パーセントの上昇を記録し、Eternal、IndiGo、Bajaj Finance、Asian Paints、M&M、NTPC、Titan、ICICI Bank、Bharti Airtel、BEL、Reliance、Adani Ports、Kotak Mahindra Bank、ITC、SBI、L&T、Maruti、Trentといった大型株が上位の上昇銘柄に名を連ねたのに対し、HDFC BankやPower Grid、Axis Bankは相対的に上値を抑える場面が見られました。

国際商品市況でも変化がみられ、報道時点でブレント原油は1バレル当たり約87.72米ドル、WTIは約82.12米ドルで取引され、こうした原油安が物価や企業収益に与える下押し圧力の緩和を通じて投資家心理を押し上げる一方で、金は約4,098.02米ドルで取引されるなど資源市場の動きが市場全体のセンチメントに影響を与えました。

Hedged.inのアソシエイト・バイスプレジデント(HNI & デリバティブ)Riyank Arora氏は、本日の相場について『広範なセクターでの買い戻しとボラティリティの緩和が主要指数の大幅高を後押しし、投資家の信頼感が改善した』との見解を示し、同氏はさらに、重要な心理的水準の回復と強気のチャート形状を挙げたうえで、サポート水準が維持される限り短期トレンドはポジティブであると分析し、投資家にはファンダメンタルのしっかりした銘柄への押し目買いを促す一方で慎重なリスク管理を求めました。

市場アナリストのVipin Dixena氏も、西アジア情勢の緩和による原油価格の急落が投資家心理を大きく改善したことを指摘し、特にIT、金融、選択消費関連での幅広い買いが目立ったと述べるなど、今回の反発は短期的な安心感の回復を示唆しているものの、地政学リスクやボラティリティの再高騰があれば相場の先行きは再び不透明になるとの見方を示しています。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年7月27日
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