ナイジェリア、南アフリカにゼノフォビア攻撃の徹底抑制を要求
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ナイジェリアは月曜、南アフリカで続発する反移民暴力の徹底抑制を強く求めるとともに、繰り返される攻撃が両国関係に重大な負担を生んでいると表明しました。
アブジャで行われた会談では、ナイジェリア側とロナルド・ラモラ特別特使兼国際関係相が率いる南アフリカ代表団が向き合い、ボラ・ティヌブ大統領が国内で続く「Afrophobic(アフロ恐怖)攻撃」に対処するよう指示したことを受けて会談が開かれたことが確認されましたが、エニカノライエ外務国務大臣は、こうした暴力の連鎖が両国関係に深刻な影を落としていると指摘しつつ、治安当局が介入しない事例を記録しているとして国家の黙認や共謀の可能性に疑念を示しました。
過去数か月間、失業や治安悪化を移民のせいにする風潮を背景に、南アフリカ各地で自警団が外国人居住区や外国人経営の店舗を襲撃し、商品が略奪される事態が相次ぎ、一部都市では不法滞在者に退去を求める大規模なデモ行進が展開されるなど現場は緊迫しましたが、ナイジェリア当局によれば最近の暴力再燃以降、少なくとも1,490人の自国民が南アフリカから避難させられ、死者は少なくとも4人に上っていると明らかにしています。
エニカノライエは、反移民暴力の発生は1995年にさかのぼる長い歴史を持ち、特に2022年以降は少なくとも98人のナイジェリア人がゼノフォビア攻撃で死亡したと述べ、この蓄積された対立構造が現在の緊迫を生んでいるとの認識を示しました。
こうした認識を踏まえ、エニカノライエは疑わしい犯罪者だけでなく南アフリカに合法的に居住している自国民も攻撃対象になっていると指摘し、もし国家当局に外国人を保護する意思や能力が欠けるのであれば共謀の問題が生じかねないとの懸念を改めて提示しました。これに対し、ラモラ特使はシリル・ラマポーザ大統領率いる南アフリカ政府はゼノフォビアや人種差別に断固反対する立場を取っていると応じ、暴力行為に対しては法に基づく対応が必要だとの立場を示しました。
ナイジェリア側はまた、暴徒による私刑は解決策ではなく、容疑者がいれば「逮捕し、起訴する」ことこそが正当な手続きだと強調しており、こうした要求は両国間での信頼回復と治安対策の強化を巡る今後の協議の焦点となる見通しです。