ホーム 南アフリカ ナイジェリア、南アに反移民暴力抑制要求 警察不介入を批判、1,490人避難

ナイジェリア、南アに反移民暴力抑制要求 警察不介入を批判、1,490人避難

ナイジェリア、南アに反移民暴力抑制要求 警察不介入を批判、1,490人避難

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

ナイジェリアが南アフリカで続発する外国人嫌悪暴力に対し、即時かつ一層の対応を強く要求した。アブジャでの会談では、最近の襲撃や大量避難、過去の被害の蓄積が突き付けられ、『国家の保護意思が問われる』との厳しい指摘が飛び出した。両国の緊張は高まっており、この動きが意味するものとは。

ナイジェリアが南アの反移民暴力抑制を強く要求

【見出し】

【本文】

ナイジェリアは月曜、南アフリカで続発する外国人嫌悪的攻撃を防ぐために、即時かつ一層の対応を南ア側に迫りました。

アブジャで行われたナイジェリア当局と国際関係担当大臣ロナルド・ラモラ率いる南ア代表団との会談では、ボラ・ティヌブ大統領が、南アでナイジェリア人やその他アフリカ人移民を標的とする持続的な「Afrophobic attacks」に対処するため会合を命じたことを受け、ナイジェリア側が繰り返される暴力の背景を改めて指摘したうえで、過去に遡る類似事案の蓄積や現在確認されている被害実態を踏まえ、南ア政府のより踏み込んだ行動を求める姿勢を鮮明にしました。

会談で示された被害の状況について、ナイジェリア側はここ数か月、犯罪や失業を移民のせいにする風潮が広がる中で自警団による外国人襲撃や店舗の略奪が繰り返され、少なくとも4人が死亡し、先月には不法滞在者に出国を求めるデモが複数の都市で行進したこと、そして最新の暴力以降、少なくとも1,490人のナイジェリア人が南アフリカから避難させられたと報告していると説明し、1995年にさかのぼる反移民暴力の発生や、ナイジェリア人が2022年以降少なくとも98人殺害されたとの集計も示して、被害の継続性と深刻さを強調しました。

ナイジェリアの国務外務大臣ソラ・エニカノライエは、容疑者と見なされた者だけでなく、南アフリカに合法的に居住する自国民までもが攻撃されていると指摘し、警察が介入する意思を示さないように見える事例を記録していると述べたうえで、「国家当局が外国人を保護する意思がない、あるいは能力がない場合には共犯の問題が生じる」と厳しく言及し、暴徒による私刑ではなく法の手続きに従った処罰を求めて「もし犯罪者がいるなら、解決策は彼らを殺すことではない。逮捕して起訴せよ」と明確に訴えました。

これに対し、ラモラ氏は南アフリカのシリル・ラマポーサ大統領の政権が外国人嫌悪や人種差別、差別に断固反対しているとの立場を表明しましたが、ナイジェリア側は具体的な被害防止策と被害者保護の実効性を改めて求めており、こうした声は両国関係の緊張を一層高める要因となっているとの認識を示しました。

一連のやり取りは、両国間の外交的対話が安全確保と法の支配を巡る実務的な対応をいかに迅速に両立させるかという課題に直面していることを浮き彫りにしており、関係修復のための具体策が今後の焦点となる見通しです。

(アブジャ発の報告:Camillus Eboh;執筆:lisha Bala-Gbogbo;編集:Cynthia Osterman)

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年7月28日
関連記事