中国、米国の研究機関制裁に断固反対
北京発—商務部は29日、米国防総省が一部の中国研究機関を制裁リストに記載したことを受け、強い不満と断固たる反対を表明したと発表しました。
商務部の報道官は、こうした措置に対し中国は自国研究機関の正当な権利と利益を守るために必要な対応を講じる考えを示し、通常の科学技術交流と協力が損なわれない健全な環境を確保する意向であることを明らかにしました。
報道官はまた、米国が国家安全保障の概念を継続的に拡大解釈し、差別的な障壁を設けることで科学研究協力を政治化し、武器化し、道具化していると強く非難し、こうした動きが両国の科学界間の交流と協力を損ない、国際的な科学技術革新における協力の潮流に逆行していると指摘しました。
さらに報道官は、米国に対して中国の研究機関に対する不当な非難をやめるよう求めるとともに、誤った行いを速やかに是正し、当該機関に対して公平で公正かつ差別のない扱いを行うよう強く要求したと述べました。
こうした表明は、科学技術分野での国際協力を守る必要性を訴える一方で、両国間の協力環境が緊張する現状を改めて浮き彫りにした形です。