弾劾調査を巡り複数政党が憲法裁判所に上訴、差し止め命令の取り消しを要求
シリル・ラマポーザ大統領の弾劾調査を巡る争いは憲法裁判所へ移行しており、複数の政党が西ケープ高等裁判所の暫定的な差し止めを覆すよう申し立てを行っています。
uMkhonto weSizwe(MK)党とUnited Africans Transformation(UAT)は現在、経済的自由戦士(EFF)やAfrican Transformation Movement(ATM)および同党指導者Vuyolwethu Zungulaに加わって直接上訴を行い、第4および第5の申立人となっており、争点は高裁の差し止め命令の効力を巡る法的判断へと絞られています。
申立人側は、西ケープ高等裁判所が調査のいかなる結論にも達する前に委員会の作業を停止させる仮差し止めを認めたことが、議会に付された憲法上の監督権限に対する不当な干渉に当たると主張しており、憲法第89条に基づく弾劾の有無を議会自身が判断する権限を奪うべきではないとの立場を示しています。
こうした理由から申立人らは、憲法裁判所に対し西ケープ高等裁判所の差し止め命令を取り消して第89条委員会の審査作業をただちに継続させるよう求めており、議会の監督機能の尊重と手続き的正義の確保を強く訴えています。
憲法裁判所の判断は、議会と司法の権限配分に関する先例を左右し得るため、今後の政治的帰結に注目が集まっています。