黒海沿岸のCPC海洋ターミナル付近で再びタンカーがドローン攻撃を受け、積み込み停止
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モスクワ時間7月30日未明、ノヴォロシースク郊外のCPC海洋ターミナル付近で2隻のタンカーがドローン攻撃を受け、同社は石油の積み込みが再び停止したことを明らかにしました。
CPCの広報によりますと、マーシャル諸島籍タンカーNISSOS SIFNOSは7月30日モスクワ時間1時48分(前日GMT22時48分)にシングルポイント係留装置SPM-3でTengizchevroilからの貨物を積み込み中にドローン攻撃を受けたということです。
攻撃により貨物甲板の油取入マニホールド付近で火災が発生しましたが、同船の乗組員はCPCの支援船3隻の支援を受けて消火に当たり、同社は消火に成功したと伝えています。
CPCは、職員や請負業者に負傷者や死者はおらず油の流出も確認されていないと説明したうえで、タンカーは浮いており損傷の評価が進められていると明らかにしました。
現在、油の積み込みは停止されているものの、本管を含むパイプライン施設は通常通り稼働していると同社は述べています。
加えて、マン島籍タンカーMARATHIもCPC海洋ターミナルから6海里の領海内で積み込みに向かっていたところ攻撃を受けたと報告されており、CPCは同ターミナル付近でこれまでにも複数回タンカーへのドローン攻撃を報告していると指摘しました。
CPCはさらに、国際的エネルギーインフラ施設に対する武力行使は容認できないという点に関するカザフスタン共和国や他の外国の株主からの要請が、米国務省を通じて行われたものを含めて無視されたと指摘しています。
カスピ海パイプラインコンソーシアムはカスピ海地域から世界市場への主要な石油輸送ルートであり、本管全長1,511キロはカザフスタン西部の油田とロシア黒海沿岸を結んでいるほか、同社の株主にはトランスネフトやカズムナイガス、それにシェブロンやルクオイル、エクソンモービル、ロスネフチとシェルの合弁などが含まれます。