ブラジル経済、2026年第1四半期は前期比1.1%成長
ブラジルの経済は2026年第1四半期に前期比で1.1%成長し、12か月累計では2%の拡大を記録したと、ブラジル地理統計院(IBGE)が3日朝に公表しました。
前年同期間との比較では伸び率が1.8%となり、名目値では第一四半期の国内総生産(PIB)が3.3兆レアルに達したと報告され、統計は経済規模の現状を示しています。
四半期ごとの比較では、IBGEが分析した三つの部門はいずれも拡大しており、農畜産業が2%、工業が1%、サービス業が0.5%の伸びを示し、工業はPIBの約23%を占めました。
部門内では鉱業(採掘)が3.6%の成長をけん引し、建設も2.9%増と成長を下支えする要因となりました。
国内経済の約7割を占めるサービス部門の拡大は、情報・通信が2.4%、不動産活動が1.2%、その他のサービス活動が0.8%、商業が0.6%と幅広い分野の寄与を背景にしたものです。
IBGEの国民経済計算コーディネーター、リカルド・モンテス・デ・モラエスは、サービスがPIBの平均成長率を押し下げ、農畜産業が押し上げる構図になっているとの分析を示しました。
このうえで家計最終消費支出は1%増、固定資本形成は3.5%増と投資が底上げに寄与し、政府最終消費も0.4%上昇したとIBGEは指摘しています。
一方で輸出は1.7%減、輸入は4.4%増となり、IBGEの計算では輸出の減少がマイナス寄与になったほか輸入の増加も同様にマイナス寄与となっており、外需面が成長の重しになっています。
PIBは一定期間に国内で生産された財とサービスの総体を示す指標で、経済動向把握や国際比較に用いられますが、所得分配や生活水準は示さない限界があるとIBGEは説明しており、記事は情報追加のため9時32分に更新されました。