中国、2026〜2030年の都市更新計画を公表――生活の質向上とグリーン転換を重視
中国国務院は28日、2026〜2030年の都市更新計画を公表し、都市生活の質向上を明確に打ち出しました。
計画は2030年までに都市更新が大きく進展し、都市開発・建設の新たなパラダイムへの転換が目に見える成果を上げ始めると見込んでいます。こうした変化を通じて都市が国民の高い生活の質を保障する場へと発展することを期待しており、政策の焦点が量的拡大から質的向上へ移る点が強調されています。
計画はまず、都市発展の新たな原動力の育成と高品質な都市生活空間の創造を主要課題に掲げ、成長の質的転換を促す姿勢を示しています。さらに、都市のグリーンかつ低炭素への移行の推進、より安全で強靭な都市の構築、都市文化の振興、都市ガバナンス能力の強化という領域を並行して進めることを明記しています。
また計画は未利用・低利用の土地をより有効に活用することを打ち出し、土地資源の最適化を図る方針を示しました。併せて住宅のライフサイクル全体にわたる安全管理体制の導入や「質の高い住宅」の建設・改修、都市の市政インフラの更新の必要性を強調しており、居住の安全性向上と基盤整備の一体的な推進を意図しています。
国務院は主要目標やプロジェクト、政策措置を概説したうえで、2026〜2030年の第15次五カ年計画期間を都市政策の転換期と位置付けた形で計画を示しました。計画は着実な実行を前提に、2030年に向けて成果が見え始める段階へ移行することを見込んでいます。