マドランガ委員会が第2次中間報告書をラマポーサ大統領に提出
マドランガ委員会は金曜深夜の声明で、刑事司法制度における犯罪性や政治的干渉、汚職の疑惑を巡る第2次中間報告書をシリル・ラマポーサ大統領に提出したことを正式に確認しました。委員会は複数の重要テーマを扱っており、南アフリカ警察(SAPS)やエクルヘリニ広域警察(EMPD)、ツワネ広域警察(TMPD)で指摘されている疑われる犯罪性と汚職、並びにハウテン州およびクワズールー・ナタール州での大規模な麻薬摘発に関連する証拠を盛り込む見込みです。
委員会の議長を務めるムブイセリ・マドランガ判事は、アドボケートのセシ・バロイSCとサンディレ・クマロSCの支援を受け、昨年7月23日にラマポーサ大統領の任命を受けて発足しており、任務は当初、クワズールー・ナタール州警察本部長である中将ンクランラ・ムクワナジによって提起された疑惑を調査することであったと説明しています。こうした設置の経緯を踏まえ、委員会は司法制度内部の構造的問題点を明らかにすることを目的に活動しています。
これまでの経過としては、2025年12月17日に提出された第1次中間報告書を受けて公聴会は一時中断されましたが、委員会は今年1月5日に活動を再開し、1月26日から公聴会を始めて以降、SAPS、EMPD、TMPDを巡る64日間の公聴会で32人の証人を聴取してきました。さらに、3月12日に大統領は委員会の任期を3月17日から2026年8月31日まで延長し、委員会には5月29日までに第2次中間報告書を、最終報告書を2026年8月31日までに提出するよう求めたことから、調査と報告のスケジュールは明確に延長された形です。
委員会は今週月曜日に公聴会を再開する予定で、6月1日にはポート・シェプストンでの麻薬摘発に関する追加証言を聴取する見込みであり、これに関連してある証人からは非公開(インカメラ)での証言を求める申請が出されているとのことです。インカメラ申請の中で、当該証人は自らを機密性の高い捜査や麻薬押収を担当する潜入・極秘活動員であると説明し、公の場での証言では恐怖心が自由な証言を妨げると訴えているため、委員会は証言の開示範囲と安全確保の在り方を検討することになりそうです。
公聴会は月曜日午前9時30分に続行される予定であり、委員会は提出済みの第2次中間報告書を基に当面の調査を進める一方で、最終報告書に向けた追加の証拠整理と評価を続けるとの見通しを示しています。