プーチン氏、アルメニアがEAEU脱退なら「他国移民と同様に扱う」と表明
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は29日、アスタナで記者団に対し、アルメニアがユーラシア経済連合(EAEU)を離脱した場合には同国民を他国からの移民と同様の条件で扱うとの方針を明確に示しました。
タス通信によりますと、プーチン氏は記者の質問に応じる形で、ロシアが適用している『独立国家共同体(CIS)諸国からの移民に導入された要件』をアルメニア国民にも適用する考えを述べ、適用が移民と同等の扱いを意味する点を強調しました。
具体的な運用面については、プーチン氏自身がいくつかの例を挙げ、まずロシアで就労するには労働許可を購入する必要があることを指摘し、そこには外国人労働者向けの既存の手続きがそのまま適用されるとの見通しを示しました。
またプーチン氏は、ロシアに少なくとも五年間在住して初めて強制医療保険の対象となるとの条件を挙げ、ほかにも多くの要件が存在すると述べたうえで、これらが離脱時に何が変わるかを示す具体例であると説明しました。
こうした発言は、仮にEAEUからの離脱が現実になった場合にロシア側が適用する法的・行政的な枠組みの輪郭を示した形であり、関係国間の今後の協議や調整の重要な論点になり得ることを改めて浮き彫りにした形です。