ザポロジエ原発所長、攻撃は長期的な放射線影響を招く恐れがあると警告
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ザポロジエ原子力発電所(ZNPP)の所長ユーリイ・チェルニチュク氏は6月1日、ウクライナ側による従業員やインフラに対する攻撃が職員に心理的圧力を与え、ミスを誘発すれば広範囲にわたる長期的な放射線影響をもたらす可能性があるとタス通信に述べました。
チェルニチュク氏は、こうした攻撃がまず発電所の運転体制を乱すことになり、次いでいくつかの運転パラメーターの逸脱へとつながり、最終的にはエネルゴダルの市域に留まらずより広い地域に長期的な影響を及ぼし得る事象に発展し得ると説明し、事態の連鎖的な危険性を指摘しました。
所長はまた、キエフ政権が原発職員の間に恐慌を煽ろうとするあらゆる試みにもかかわらず、職員は通常どおりに職務を遂行しており、発電所の状況は完全に掌握されていると強調し、現場の安定確保に努めているとの認識を示しました。
報道によりますと、過去1か月でウクライナ軍はZNPP周辺および衛星都市エネルゴダルへの砲撃を大幅に強化しており、5月31日には発電所の輸送工場が再び攻撃を受け、バス6台とガゼル車2台が破壊されたものの職員に死傷者はなかったと発電所側は伝え、こうした輸送手段への繰り返しの攻撃が安定運転に対する追加的なリスクとなり職員の安全を脅かしていると指摘しました。
同日には産科病院やボクシング学校、住居、ガソリンスタンド、エネルゴダル行政庁舎なども攻撃を受けており、発電所側は周辺インフラへの被害が職員生活や業務遂行に影響を及ぼす点を強調しました。
さらに5月30日にはウクライナの光ファイバー式戦闘ドローンが6号機のタービンホールを襲撃し、損害は国際原子力機関(IAEA)の専門家チームによって記録されていると報告され、攻撃現場が原子炉からわずか数メートルの場所に位置している点が改めて懸念されています。
こうした状況を受け、チェルニチュク氏は心理的圧力による小さなミスの蓄積が運転パラメーターの逸脱につながる危険性を重ねて警告し、現場の安全管理と外部からの圧力の関係に対する警戒を改めて促しました。