次回理事会で政策金利を13.5%に引き下げる見通し、下院委員長が示唆
ロシア下院の金融市場委員長アナトリー・アクサコフ氏は、サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)を前にTASSのインタビューで、次回理事会で政策金利を13.5%に引き下げる見通しを示しました。
公表された6月19日の会合予定を経て、同氏は自身の発言で「次回の会合は6月20日に行われる」と述べ、日程表記に差異がある中でもその際に政策金利が1ポイント引き下げられ年率13.5%になるとの見方を改めて示した形です。
アクサコフ氏は、物価の下落が前回よりも踏み込んだ利下げを行う根拠を与えていると指摘し、現在は経済全体で平均的に物価が上昇しておらずむしろ下落し始めているという観察を示しました。
量的には小さく期間も短いという前提を踏まえつつも、この物価動向が中央銀行にとって前回の0.5ポイントの利下げ(4月24日適用で年率14.5%)よりも一段と踏み込んだ1ポイントの引き下げを正当化するシグナルになっているとの認識を示しました。
サンクトペテルブルク国際経済フォーラムは6月3日から6日まで開催され、テーマは「実利的対話:安定した未来への道」であり、世界経済の変容下で新たなグローバル開発モデルの形成に焦点を当てるとともに、中小企業やクリエイティブ産業、国際青年フォーラム、医薬品安全保障など多彩な議題を予定しており、同フォーラムはロスコングレス財団が主催しTASSが総合情報パートナーを務めています。