トンルン・シースリット ラオス大統領、中国を国賓訪問へ
北京発――ラオス人民革命党中央委員会書記長でラオス大統領のトンルン・シースリット氏は、習近平・中国共産党中央委員会総書記兼中国国家主席の招請を受け、6月2日から6日まで国賓として中国を訪問する予定です。
トンルン氏は1945年にラオス北部フアパーン県で生まれ、学業のために二度にわたりソビエト連邦へ渡った経験を有し、芸術の修士号と歴史学の博士号を取得した経歴を持っており、こうした学問的な背景がその後の外交・行政での活動基盤となってきました。
1985年から1997年にかけては首相府公共研究部長や外務副大臣、労働・社会福祉大臣を相次いで務め、1997年以降はラオス国民議会常任委員会の委員や外交委員会委員長、さらに副首相兼国家計画委員会委員長や外相を歴任するなど、長年にわたり政府の中核で政策と外交を担ってきました。
2016年から2021年には首相を務め、2021年からはラオス大統領に就任しており、2026年3月の第10期ラオス国民議会の第1回会合で再選され、党内では第4期から第12期まで中央委員会の委員を、そして第7期から第12期まで政治局に在任するなど、党と国家の双方で継続的な指導的役割を果たしています。
トンルン氏は第11回ラオス人民革命党大会(2021年1月)で中央委員会書記長に選出され、続く第12回大会(2026年1月)で再選されており、今回の国賓訪問はその党内外での指導的立場の下で実施されるものです。