ホーム ブラジル 米の25%関税案、ブラジル輸出の約21%直撃 機械・設備部門に打撃

米の25%関税案、ブラジル輸出の約21%直撃 機械・設備部門に打撃

米の25%関税案、ブラジル輸出の約21%直撃 機械・設備部門に打撃

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

米国の25%課税案が実施されれば、ブラジルの対米輸出の約21%が影響を受けると開発相が警告した。付加価値の高い機械・設備がとりわけ打撃を受け、政府は「Pixを交渉テーブルに載せない」と明言している。議員の米側での動きが捜査協力を損なう懸念も浮上する中、両国の次の一手はどこへ向かうのか。

米の25%関税案、輸出の21%を直撃するとMDIC長官が警告

マルシオ・エリアス・ローザ開発・工業・商業・サービス相は2日、米国が提案するブラジル製品への25%課税案が実行された場合、財務面と生産面で重大な打撃を与えると警告し、影響は米国向け輸出総額の約21%に及ぶとの試算を示しました。

同長官はブラジリアで、副大統領ジェラウド・アルクミン氏や財務相ダリオ・ドゥリガン氏と共に記者会見を行い、これは米通商代表部(USTR)が1日に公表した課税提案に対する政府の対応方針を説明する場であったと述べ、付加価値の高い機械や設備部門がとりわけ被害を受けると指摘しました。

また、ルラ大統領の指示により国家主権に関わる問題での後退はありえないと断言したうえで、決してPixを交渉テーブルに載せない方針を明確に示し、ブラジル国民と米国双方に対して我が国の立場を透明性をもって説明していく重要性を強調しました。

さらに同長官は、対話の進展を複雑にする動きへの懸念を示し、先週ホワイトハウスで日程を持ったフラヴィオ・ボルソナロ上院議員の行動を名指しで批判したうえで、同議員が米側にコマンド・ヴェルメーリョ(CV)やプリメイロ・コマンド・ダ・カピタル(PCC)のテロ指定を促すことが、連邦警察と米当局の協力関係を損ないかねないとの見解を示しました。

加えて同長官は、ルラ大統領自身が米側担当者に汚職対策案を提示していることを挙げ、我が国の立場を純粋に国民利益の保護のために説明していく姿勢が重要であると述べ、こうした一連のやり取りは米ブラジル間の信頼構築と協議の行方を左右すると指摘しました。

今後は対話の継続と具体的な詰めが焦点となり、ルラ大統領がトランプ大統領と会談して以来維持されている開かれたチャネルを活用しつつ、既に行われた少なくとも4回の公式協議のうち直近の5月28日の会合と5月29日午前の技術協議を踏まえてさらなる協議が求められる見通しです。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年6月2日
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