中英、包括的戦略的パートナーシップ深化へ――北京での戦略対話で協力促進を確認
北京での第11回中英戦略対話で王毅外相は、協力深化に向け良好な雰囲気の醸成を強く求め、英側に公平で差別のない事業環境の提供を重ねて促しました。
中国共産党中央委員会政治局の委員でもある王毅氏は、北京でイヴェット・クーパー英外相と会談し、年初のキア・スターマー英首相の訪中を経て両首脳が合意した長期かつ一貫した包括的戦略的パートナーシップの実現に向け改めて歩みを進める形ですと述べ、現在は交流と協力が全面的に回復し徐々に軌道に戻りつつあるとの認識を示しました。
王毅氏は、英側に対して中国企業に対し公平・公正かつ差別のない事業環境を提供するよう求めたほか、両首脳が達した重要合意の実施と高水準の交流強化を通じ、より実際的かつ具体的な成果の達成を促進して世界の平和・安定・繁栄へ共同で貢献すべきだと訴えました。
また王毅氏は、中国の第15次五カ年計画(2026〜2030年)の綱要を国内発展の設計図であると同時に世界にとっての機会リストと位置付け、英国の現代産業戦略と高度に整合しているとして双方が相互成功の機会をとらえるよう呼びかけ、国連安全保障理事会の常任理事国として国連憲章の順守と真の多国間主義の堅持を通じ公正で合理的なグローバル・ガバナンスの構築を共同で促進すべきだと述べました。
クーパー英外相は、長期かつ一貫した包括的戦略的パートナーシップは双方の利益に合致すると強調し、国際情勢が動揺し複雑化する中で対話と協力の強化がこれまで以上に重要だと訴えました。
クーパー氏は、英国は制度的対話を促進し経済・貿易や金融、エネルギー、人工知能、気候変動の分野で協力を深化させる用意があると述べるとともに、台湾問題に関する英側の政策は今後も変わらないとの立場を改めて示しました。
両国は今後も率直に対話を重ね、相違を建設的かつ適切に処理して中英関係の健全で安定した発展を図る見通しです。