マカシュレ・ガナ氏の弾劾委員長選出をActionSAが「悪い結果」と断じる
月曜にアフリカ民族会議(ANC)が指名したマカシュレ・ガナ氏は、国会の第89条に基づく弾劾委員長に選出され、31人で構成される委員会が正式に任命されました。委員会は、2020年にリンポポ州ベラ・ベラのPhala Phala農場から約58万ドルが盗まれたとされる事件に関し、シリル・ラマポーザ大統領が弾劾に値するかどうか、証拠が十分かを判断する重要な審査を担っています。
これに対し、反与党のActionSAは選出を「極めて悪い結果だ」と強く批判し、議長の独立性が確保されなければ公正な審査にならないとの懸念を表明しました。ActionSAの議会チーフ・ウィップ、レラト・ンゴベニ氏は、議長には証拠リーダーの選定や委員会開催の時期決定など重大な権限があり、こうした役割が調査の方向性を左右し得るとの認識を示しました。
ンゴベニ氏はさらに、「我々は最悪の結果──ANC出身の議長が選ばれる事態は免れたものの、得られたのは二番目に悪い結果である」と述べ、理由としてマカシュレ・ガナ氏が率いるRise Mzansiが国家連立政府(GNU)の一員である点を挙げ、GNUの一員である限りANCが無償で影響力を行使するリスクがあると指摘しました。背景には、議長の出自や政党連携が審査の信頼性に直結するとの懸念があり、ActionSAは独立した議長の必要性を改めて強調しています。
委員会はこれから証拠の可否を審査し、政治的波紋が続く見通しです。