【見出し】
ロシアのサービスPMI、5月に48.7ポイントまで低下
【本文】
S&Pグローバルの調査で、ロシアのサービス購買担当者景気指数(PMI)は2026年5月に48.7ポイントとなり、前月の49.7ポイントから低下したと報告されており、サービス活動の鈍化が続いていることが示されました。
同調査によりますと、生産高の減少はここ数か月で3回目となり、縮小のペースは加速して2025年9月以来の急速な水準に達している一方で、全体としては減少の度合いが緩やかであり、企業側は活動の鈍化を新規販売量の低下と消費者需要の弱まりに結び付けているとしています。
こうした動きの背景にはコスト上昇があり、S&Pグローバルは5月も企業の営業費用が増加している点に言及しているものの、同月はコスト増加の伸びのペースが鈍化したとしており、仕入れ価格やエネルギーコストの上昇、ならびに賃金の伸びが営業費用を押し上げたと指摘しています。
50ポイントを上回る数値が事業活動の拡大を示し、これを下回る数値が鈍化を示すという定義を踏まえると、今回の48.7という結果はサービス部門が拡張域を下回っており、企業収益や雇用の動向に対する慎重な見方を改めて浮かび上がらせた形です。