中国、OECD報告を「一方的かつ恣意的」と批判
北京、4日――中国商務部はOECDが公表した中国の産業補助金に関する報告を『一方的かつ恣意的』だと表明しました。
同省のスポークスパーソンは、報告が概念定義を厳密に定めておらず、サンプル選定に偏りがあるうえに、統一的な測定基準や統計手法を欠いているとして、こうした手法が一方的な結論を導いていると強く批判しました。
同氏はさらに、中国の産業補助金政策は世界貿易機関(WTO)の規則を厳格に遵守し、透明性義務を果たしていると強調し、補助金はOECD加盟国を含む各経済体が一般的に用いる政策手段であるとの認識を示しました。
こうした立場を示したうえで、同氏は中国が産業補助金に関する国際的なルールの議論に積極的に参加する用意があると述べ、報告書が中国企業の世界市場シェアの増加を政府補助金のみに帰している点については、規模の経済や生産効率、技術的高度化といった中核的優位性を見落としていると指摘しました。
加えて同氏は、OECDに対して客観的かつ中立的な方法で調査を行い、関係者の意見を広く聴取し、包括的で正確かつ権威あるデータと情報を用いるよう求めるとともに、報告書の政治的利用や道具化を避けるよう強く要請しました。
こうした主張は、WTOのような多国間枠組みで得られた合意から逸脱しているとの指摘に対する反論であると同時に、国際的な規範との整合性を重視する中国側の立場を改めて示した形です。■