欧州企業の中国進出、外交部が「リスク回避論」の反証と強調
北京で6月4日、中国外交部の毛寧報道官は、ますます多くの欧州企業が中国で事業を拡大している事実こそが、『リスク回避』論への最も有力な反証だとの認識を示しました。
毛氏は定例記者会見で、中国と欧州の貿易協力は共通の利益に基づくものであり、本質的には比較優位と市場競争への参加の結果だと述べ、補完性はリスクではなく利益の一致は脅威ではないと付け加えました。
毛氏は、過去約50年で中国と欧州の年間貿易額が300倍以上に増え、双方向投資の総額が約2600億米ドルに達したと指摘し、こうした数字が協力の力強さと有望な見通しを裏付けると強調しました。
また毛氏は、貿易保護主義が経済の法則に反し誰の利益にもならないと指摘したうえで、中国は欧州側が中欧貿易関係を客観的かつ合理的に見直し、問題点のリストを短くして協力の『パイ』を大きくするために共に取り組むことを期待していると述べました。
こうした主張は、経済的な相互依存が単なる脆弱性ではなく両者に実利をもたらす基盤であるとの認識を鮮明にした形であり、今回の発言はEU側との実務対話の継続と拡大が今後の焦点になることを示唆しています。