エスコムとズールーランド・エナジー、リチャーズベイでLNG受入とガス発電インフラの基本合意を締結
電力・エネルギー大臣クゴシェンショ・ラモクゴパ氏は5日、エスコムとズールーランド・エナジー・ターミナル間のガス供給に関する基本合意書の署名を監督し、同合意をクワズールー・ナタール州リチャーズベイにおける南アフリカ初の大規模な液化天然ガス(LNG)輸入およびガス発電インフラ実現に向けた重要な節目と評価しました。
ラモクゴパ氏はこの歴史的瞬間を、国のエネルギー安全保障を確保し投資を呼び込むための一歩だと位置付け、南アフリカ政府の公式ツイートでも署名の監督が報告されていることを踏まえ、今回の合意が政策の実行段階に移る契機になるとの見方を示しました。
同氏はさらに、2030年までに同一の国家電力計画(IRP)に基づき国内の石炭火力で約8ギガワットを退役させる見込みであると述べ、そうした退役分は柔軟性があり出力指示に応じられるエネルギー源でシステムの安定性を支える形で置き換えられるべきだと説明したうえで、そのエネルギー源としてガスが特定されていると明言しました。
こうした動きは、国内の発電構成の転換を促すと同時に、輸入LNGを軸にしたインフラ整備が進めば需給の多様化と短期的な安定化につながるとの期待を生み出しており、今後は具体的な資金調達や施設建設の工程管理が焦点となる見通しです。