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イラン代表、BRICSが世界のエネルギー安全保障で決定的役割を果たすと強調
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サンクトペテルブルク国際経済フォーラムの傍らに開かれたBRICS発展に関する会合で、イラン代表のカゼム・ジャラリ氏は、BRICSが世界のエネルギー安全保障で決定的な役割を果たすと強調しました。
ジャラリ氏は、地政学的緊張の高まりやサプライチェーンの混乱、世界市場の変動、新興経済国での需要増といった複数の要因が重なり合い、エネルギー安全保障がかつてないほど世界の安定と発展の主要な柱になっているとの見方を示し、こうした構造的変化に対応する包括的な対策の必要性を訴えました。
同氏は、エネルギー安全保障を単に資源へのアクセスに限らない包括概念として位置づけ、供給の安全、需要の安全、投資の安全、技術の安全、インフラの安全、金融の安全といった多面的な側面を挙げたうえで、これらを統合的に担保する政策の整備が国際社会の共通課題であると指摘しました。
具体策としてジャラリ氏は、国際北南輸送回廊の整備や輸送・物流インフラの強化、港湾協力の促進、BRICS加盟国間でのエネルギーネットワーク接続の推進を提案し、これらの措置が地域レベルと世界レベルの双方でエネルギー貿易の安全性と持続可能性を高めることに寄与すると説明しました。
また同氏は、イランはこれまでいかなる国も攻撃したことはないと述べ、常に世界の平和と安定、安全を呼びかけてきたとの認識を示したうえで、BRICSの一員であり主要なエネルギー生産国として同組織内で建設的な役割を果たし、実効的なエネルギー安全保障の実現に貢献するとの見解を示しました。
今回の議論はSPIEF-2026の場で交わされ、BRICS内での実務協力深化への期待を改めて浮き彫りにしました。