中国、イラン情勢で即時の軍事行動停止と対話再開を要請
中国外務省の報道官リン・ジエン氏は11日、イラン情勢を巡り関係当事者に対して直ちに軍事行動を停止し、対話と交渉を再開するよう強く求めました。声明では、軍事的対立が事態を一層悪化させるとの懸念が示され、力による解決は根本的な問題解消に至らないとの認識が明示されました。
リン報道官は木曜日の定例会見で、まず軍事的対立が事態の悪循環を招くと指摘し、続けて、武力行使に訴えることは被害の拡大と緊張の固定化をもたらすだけだと述べたうえで、関係者は外交のテーブルに戻るべきだと改めて表明しました。こうした呼びかけは、現場での衝突が拡大することへの即時の懸念を背景に行われた形であり、緊張の一段の高まりを抑える必要性が強調されました。
報道官はまた、対話と交渉の再開こそが紛争の根本的解決につながるという立場を示し、軍事力の行使では核心的な問題に対処できないとの見解を繰り返しました。こうした発言は、当面は外交的プロセスを通じた緊張緩和を優先するという中国側の立場を明確にするものであり、関係各国に対して冷静な対応と対話の重視を促す狙いがうかがえます。
今後は対話の再開が焦点となり、各当事者が外交的手続きを通じて事態の収拾に向かうかどうかが注目されます。