ルード少将の行動を巡る議会追及
ファラ・ファラ農場の侵入窃盗を巡り、水曜日の警察担当委員会でリンポポ州にあるシリル・ラマポーザ大統領の農場で2020年に起きた事件対応を理由に、警護ユニット長ウォーリー・ルード少将の行動が厳しく追及されました。
各党の議員は、ルード少将が窃盗を把握した後に正式に刑事告発を行わなかった理由と、SAPS(南アフリカ警察)のルートを経ずに独自に調査を進めた点が法的に問題とならないかどうかを問いただしました。
「犯罪が行われたと分かっているなら、SAPSに知らせる責任はないのか。誰が彼に独自に調査する権限を与えたのか。単に暴走したのか」とDAのリサ=マレ・シッケルリング議員が問いかけたのに対し、独立警察調査局(IPID)のトゥソ・キーフェレカエ氏はルードは直属の上司に報告すべきであったと述べ、SAPS法が構成員に所定の犯罪を認知した場合にはできるだけ早く指揮官に報告する義務を課していることを指摘しました。
これに関連して、野党各党は被害者が大統領であったために別枠で扱われたとの印象を示し、ACDP党首ケネス・メショー牧師は「大統領でなければ既に解決していた」と述べたほか、ATMのブヨ・ズングラ議員は隠蔽があったと断じ、ウムクホント・ウェ・スワネ党のウェズリー・ドウグラス議員もルード少将の行為を暴走と評して大統領がその恩恵を受けたとの見方を示しました。
一方で議員らは、確立された警務プロトコルが順守されたかどうかを追及し、ANCのモゴドゥ・モエラ議員はなぜこの件が警察のプロトコルに従って適切に記録されなかったのかを調査すべきだと問いただしました。
Action SAのデリリーン・ジェームズ議員はルードを国会に召喚して直接説明を求めるよう委員会に要求し、召喚の可能性については委員長イアン・キャメロン氏が好意的な姿勢を示す一方で、同じ質問が弾劾委員会で繰り返されることを避けるためまず両委員会で協議する必要があると注意を促したことで、委員会は現在、ルード少将を国会に出頭させ直接質問させるための召喚を検討している段階にあることが改めて示されました。
委員会は引き続き、事件の経緯を示すタイムラインなどの資料を精査しながら、SAPSの対応と既定手続きの順守状況を確認していく見通しです。