連邦初の不動産ファンドを創設、遊休連邦資産の集約で行政運用を効率化へ
連邦政府は今週木曜日(11日)、Caixa Econômicaと連携して行政で利用できない遊休不動産を集約する連邦初の不動産投資信託を引き渡し、Imóvel da Genteプログラムの式典の場で公務サービス管理・イノベーション担当相エスター・ドウェックが発表しました。
ドウェック氏はCaixaがファンドの管理を担い、財務省が運営に深く関与する体制を説明したうえで、このファンドは公的政策に転用できない連邦資産の売却を通じた収益化と、連邦自らの建物を近代化して行政用途の不動産をより効率的に管理するための重要な手段になると強調しました。
連邦政府によれば、ファンドはまず連邦区に所在する55物件の売却から始まり、評価総額は10億レアルを上回る見込みであり、Imóvel da Genteプログラム自体はすでに625自治体で約1,900件の連邦不動産を割り当てており、約40万世帯に恩恵をもたらす可能性があると報告しています。
これらの物件には公共建築物に留まらず、旧レオポルディーナ駅のような広大な土地や、ベロ・オリゾンテの旧空港カルロス・プラテスなどが含まれており、Caixaがマスタープラン作成でパートナーとなることで住宅や公共施設、リオデジャネイロでは連邦の研究所の誘致も想定されていると説明されました。
また、大統領府総務庁長官ギリェルメ・ボウロス氏は、連邦への債務清算を通じた不動産移転の法的可能性が存在することを指摘し、これが土地権利の正規化を促進すると述べ、さらに大統領が2週間前に署名した大統領令により、連邦への債務清算を通して不動産の確定取得が可能となる枠組みが整備されたと強調しました。
Imóvel da Genteを通じた物件配分は住宅や土地権利の正規化、教育や保健、文化といった多様な社会的用途に充てられており、こうした政策連動によって長年立ち退きを迫られてきた家族の権利確定を後押しする一方で、連邦資産の有効活用が行政サービスの近代化と公共的再配分の双方を実現する契機となることが期待されています。