ホーム ブラジル 財務相「パウタ・ボンバ」けん制 年間1110億レアルの財政負担指摘

財務相「パウタ・ボンバ」けん制 年間1110億レアルの財政負担指摘

財務相「パウタ・ボンバ」けん制 年間1110億レアルの財政負担指摘

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

財務相ダリオ・デュリガンが、国会で審議中の高額支出法案群「パウタ・ボンバ」を公共の財布への脅威と断じ、財政責任と国益を最優先に守る姿勢を鮮明にした。政府試算で年間R$1110億の財政インパクトを指摘し、資金や整合性のない支出は許容できないと強調。最悪の場合はSTFへの提訴も否定せず、議会に最低限の審議を求めるが、この牽制が政治地図をどう塗り替えるのか──。

パウタ・ボンバをけん制、財務相が財政責任と国益の優先を強調

財務相ダリオ・デュリガンは12日、国営ラジオ番組「Alô Alô Brasil」でのジョゼ・ルイス・ダテナとのインタビューで、連邦政府は選挙色の強い要求が国の経済議題を支配して国を損なうことを許さないとの強い姿勢を示しました。

同氏はこの発言を、国会で問題視されている高額支出を伴う法案群、いわゆる「パウタ・ボンバ」の問題に結び付け、『パウタ・ボンバ』を公共の財布に圧力をかける一方で歳入を減らし、財政責任法を侵す可能性のある立法事項と定義したうえで、近頃は両院で相次ぐ提案承認のためにこうした案件が出現していると指摘しました。

木曜(11日)には政府が国会で審議中の9つの提案の財政影響を示す声明を発表し、執行権の技術部門の推計で年間R$1110億の財政コストになると示されたことに触れ、デュリガンはその規模が政府の投資能力を大きく上回る点を強調しました。『1年でR$1110億の影響である。政府が行っている投資をすべて合計すると、R$110億を投資するのに2年以上かかる』と説明し、財源や財政法との整合性なしにこれほどの支出や歳入放棄を抱え込めないと述べました。

デュリガンはまた、議会両院の議長らと行った協議に触れ、上院議長ダビ・アルコルンブレとの面会などを経て、我々は何ら策略を弄して不要な摩擦を生じさせているわけではなく特定のセクターを守ることに興味があるのではなく、国全体が成長することを目指していると強調しました。だからこそ彼は常に政府チームや市場から得た議論を持ち出し、リスクを指摘して国会を説得する努力を続けていると述べています。

石油価格の上昇や株式市場の不安定、インフレに関する中央銀行の懸念といった世界的な不確実性が国内の安定を脅かす中で、デュリガンは『我々はブラジルで国にとって重要なことにエネルギーを集中し、議題を選び国にとって重要なテーマを統一して採決するべきだ』と訴え、特定分野の旗印に応えるために他の法案を出し始めると国としての力を失い経済が弱まり国民の不満を招くとの懸念を示しました。

さらに、国会がパウタ・ボンバの維持に固執する場合についてデュリガンは、過去の措置に沿った既存の枠組みに従って政府が連邦最高裁判所(STF)に訴える可能性を否定しなかったものの、最終的に措置を講じるべきは主権を有する国会であり、そこでの審議は最低限の要件を順守する必要があると付け加えました。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年6月13日
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