パキスタン仲介の覚書、イラン国民の勝利を確固たるものにすると外相
アラグチ外相は金曜夕方のイラン国営テレビのインタビューで、パキスタンが仲介する覚書がイラン国民の勝利を確固たるものにすると述べ、最終化に向けた手続きが進んでいると強調しました。
2月下旬に始まった両国間の戦闘は4月8日付で発効した停戦によって一旦中断され、その後もパキスタンが恒久的な終結を目指してイランと米国の会談を仲介し続けている過程において、アラグチ外相はこのプロセスが現在最終段階に達しており、メディアで言及されている14項目の覚書という形をとって進められていると述べ、最終化まで詳細は公表されないとの考えを示しました。
外相によれば、覚書の枠組みにはレバノンを含む全ての戦線での戦争停止や、イスラエル体制による占領地域からの撤退、互いの主権尊重といった主要項目が盛り込まれており、これらはイランの最高国家安全保障会議やその他の意思決定機関で繰り返し議論・評価されてきたうえで提示されたものであり、双方が署名すれば両当事者がデジタル署名する形で公表されるだろうと説明しました。
アラグチ外相は覚書が最終化されれば、署名後にイランの核問題や対イラン制裁の解除を含む最終合意に関する協議が開始され、これらの協議は60日以内に実施され進展状況次第ではさらに60日間の延長が可能であるとの見通しを示すとともに、最良の合意は両当事者が相対的な満足を得るものでなければならず、一方的な成功を前提とする合意は外交の基本原則に反すると指摘しました。
署名の時期については、アラグチ外相は『我々はこれまでになくその点に近づいている』と述べ、明日か明後日にも署名が起こり得るし数日内に起こるかもしれないとの見通しを示しました。
外相はさらに、イラン国民は脅しや圧力の下で降伏しない歴史を持つと改めて強調し、脅しが効果的であれば既に後退しているはずだと述べたうえで、理解を求めるなら言葉を改めるべきであり、脅しや戦争の道を選ぶならイランは応答する準備と能力を有していると明言しました