イラン大使、欧州の不作為を地域不安定化の根本原因と断じる
イラン大使モハンマド・レザ・サブーリは、欧州の不作為がシオニスト政権の継続的行為を看過する結果となり、それが地域の不安定化を招いたとの認識を示しました。
サブーリ大使は、当初イランがレバノンを含む地域全体での敵対行為の全面的停止を条件に停戦合意を受け入れた経緯を説明し、しかしシオニスト政権による繰り返される違反とペルシャ湾での米国によるイラン艦船や港への軍事的攻撃を受けて、イランは国連憲章第51条に基づく防衛的対応を余儀なくされたと改めて訴えました。
さらに大使は、海上交通路として世界のエネルギー供給の約20%が通過するホルムズ海峡における海上安全の確保においてイランが歴史的な役割を果たしていることを強調し、こうした立場を前提に、地域の安全回復は軍事的攻撃の停止と海上封鎖の解除という具体的措置の履行に完全に依存するとの見解を明確にしました。
サブーリ大使はまた、テヘランが隣接するペルシャ湾諸国を「恒久的な隣国」と見なし、最近の緊張にもかかわらずいくつかの国と引き続き緊密な連絡を維持していると述べ、地域の安定化は相互の実効的措置に懸かっているとの見通しを示しました。