中国とモンゴル、連携強化で合意
ウランバートル、6月14日(新華社)—王毅外相は土曜日、モンゴルのバトムンク・バットセツェグ外相との会談が両国関係と地域協力に関する幅広い合意をもたらしたと述べ、相互の信頼と支援を基盤に良き隣人・良きパートナーであり続ける考えを示しました。
国際環境が動揺し世界的課題が複雑化する中で、王氏は両国が困難な時期にも共に歩むべきだと記者会見で強調し、平和共存と相互支援、ウィンウィンの協力を特徴とする中蒙運命共同体の構築に向けて引き続き努力する意向をバットセツェグ氏とともに表明しました。
両国は互いの独立、主権および領土保全を相互に尊重することを再確認するとともに、互いの核心的利益や重大な関心事、選択した発展の道を尊重することで一致し、中国側はモンゴルの「一つの中国」原則の堅持と台湾、香港、新疆、西蔵に関連する立場への支持に対して感謝の意を表明しました。
王氏は経済面での結び付きの強さも示し、国際機関の分析を引用して、中国の経済成長が1ポイント上昇するごとにモンゴルの輸出が約4%増加し、モンゴルの経済成長が約0.6%押し上げられるとの関係を示したうえで、両国間の補完性と緊密な経済関係が相互の発展に資するとの認識を示しました。
また、両国を結ぶ2本目の越境鉄道が現在建設中であり、これが両国間の連結性を高める主要回廊になるとの期待を示すとともに、中国はモンゴルが最も必要とする時に頼れるパートナーとして引き続き支援する姿勢を明確にしました。
両側はさらに、「一帯一路」構想とモンゴルのプレーリー・ロード開発戦略の整合促進やガバナンスの経験交流の深化、新興分野での協力機会の模索を通じて、それぞれの国情に適した近代化の道を共に追求していくことで合意し、地域および国際問題での調整を強化して発展途上国の共通利益を守る意志を示しました。
加えて、両国は国連憲章の目的と原則を擁護し、第二次世界大戦の勝利の成果を守り、あらゆる形のファシズムや軍国主義に反対する点で一致し、上海協力機構やアジア太平洋経済協力といった多国間枠組み内での協調を強めて地域の安定と発展、協力を共同で推進していくことで合意しました。
今回の会談は、経済的相互依存の深さと政治的信頼の構築が両国関係の基盤であることを改めて示した形であり、今後も両国は地域安定と持続的発展に向けた連携を一層深める見通しです。