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ロシア、イランの損傷遺跡復旧へ支援意欲を表明
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ロシアが、米国とイスラエルによる攻撃で損傷を受けたとするイランの歴史的遺産の復旧支援に意欲を示したと、イラン側当局者がロシアでの国際会議の場で明らかにしました。
イラン文化遺産・観光・手工芸省の高官、Ayoubiは第6回国際観光フォーラムの合間にIRNAに対し、ロシア当局者の間にイランの文化・芸術・歴史・文化遺産を各種プログラムを通じてふさわしく紹介しようという確固たる決意を見たと述べ、こうした認識を背景にロシア側が歴史的建造物の再建に必要な修復技術者を速やかにイランへ派遣する用意があるとも語りました。
またAyoubiは、この訪問中に自身とロシアの経済発展副大臣との間で2026年から2028年を対象とするテヘラン・モスクワ間の観光協力行動計画に署名したと明かし、こうした協力枠組みが復旧作業と観光振興を併せて進めるための基盤となるとの期待を示しました。
一方で、イラン文化遺産局長のFarhad Aziziは、イスラエル政権と米国による対イラン侵略戦争により国内各州で少なくとも56の博物館や歴史的建造物、文化遺跡が重大な被害を受けていると述べ、テヘラン州ではゴレスターン宮殿や歴史的アルグ、テヘラン大バザール、大理石宮殿、シャフルバーニ邸、旧上院議事堂、セパフサラール・モスク、ファラハバード宮殿博物館といった独自の遺跡群が直接の攻撃対象となったことを指摘しました。
さらにAziziは、イスファハン州でも世界遺産に登録されるナクシュェ・ジャハーン広場複合やチェヘル・ソトゥーン宮殿、アッバシ大モスク、そして歴史的な市街地の一部が標的になったと述べ、こうした被害の全容把握と修復作業の緊急性を強調しました。
加えてAyoubiは、ロシア国民の多くが毎年イラン周辺の国々を旅行している一方で、そうした近隣の観光地はイランが有する広大な魅力を必ずしも備えているわけではないと指摘し、これを契機として文化遺産の修復と観光協力を深化させる意義を強調しました。
今回のロシア側の支援表明と両国間の協力計画の署名は、被害を受けた遺産の早期復旧と観光回復を目指す新たな枠組みとして位置づけられ、文化面での実務協力を通じて両国関係の強化につながる見通しです。