ルラ大統領、G7首脳会議の招待国としてスイス到着
ルラ大統領は15日、フランスで開かれるG7首脳会議の開催地に近いスイスの都市に到着し、招待国として10回目の出席を果たしました。
到着した同日、ルラ氏はジュネーブでスイス大統領ギー・パルメランと会談を行い、ジュネーブがフランスのエヴィアン=レ=バンに近いことを踏まえ、会合を前に互いの意見交換を進めた形です。
ルラ氏は16日、ドイツ、カナダ、米国、フランス、イタリア、日本、英国といったG7加盟国とともに国際パートナーシップに関する会合に参加し、多国間での協力強化や課題整理に臨む予定です。
17日には経済成長が主要議題となり、ルラ氏は国際ガバナンス機関の改革を擁護する見通しであり、昼食会では人工知能に関する議論も行われることになっています。
重要鉱物の問題も議題にあり、ブラジルは採掘地での付加価値確保を強く主張しているため、資源の管理と国内産業の振興が交渉の焦点となっています。
ロイターによりますと、米国は西側での価格規制を通じ生産を増やし中国への依存を減らしたいと考えており、これに対し中国は世界最大の生産国として世界市場で価格を設定していると伝えられています。
ルラ氏は二国間会談も予定しており、日本の首相高市早苗氏やフランス大統領エマニュエル・マクロンとの会談が確定している一方で、米大統領との会談はまだ確認されておらず、ブラジルは米国が課した新たな関税の見直しを求めています。
G7側はまた、米国とイランの間の戦争を終結させるために発表された合意の詳細、例えばイランの核計画に与える影響やホルムズ海峡の再開の可能性といった点について情報を求めており、招待国としてインド、ケニア、韓国、エジプトも会合に参加しています。