ロシア、7月開始の中小企業向け新融資プログラムを発表――上限1500億ルーブル、金利は基準金利と同水準
ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相は25日、ミハイル・ミシュスティン首相との副首相の業務会議で、7月から中小企業向けの新たな融資プログラムを開始すると明らかにし、上限を最大1500億ルーブルとする一方で金利は国内の基準金利と同じ水準に設定する考えを示しました。
ノヴァク副首相は会議で、今回のプログラムが銀行や中小企業公社と連携して運転資金を対象に供与されるものであると述べ、この枠組みを通じて資金繰りの改善を図る意図を強調しました。こうした説明によれば、融資の上限は1500億ルーブルであり、金利は政策金利と足並みをそろえる形になるということです。
これに先立ちノヴァク氏は、事業支援策の一環として既に製造業を優先分野とする低利資金供給プログラムが開始されている点を改めて指摘し、政策の継続性を強調しました。具体的には中小企業向けに年率マイナス3.5%という優遇条件のターンキー設備投資ローンを導入しており、同氏はその対象を製造業、ホテル業、情報技術、科学技術活動、クリエイティブ産業といった優先分野に重点的に割り当てていると説明しました。
政府は7月の開始を目指し、これらの措置を通じて中小企業の資金調達環境を改善し、経済の下支えを図る見通しです。